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【2.13市況】日経平均697円安、AIショック直撃 あなたの持ち株は「HALO」か?AI代替懸念で急落するSaaS銘柄から逃げ遅れるな

主要指標(大引け)

指標終値前日比騰落率
日経平均株価56,941.97円-697.87円-1.21%
TOPIX3,818.85pts-63.31pts-1.63%
プライム売買代金10兆7625億円超活況

なぜ下げた? 3つの逆風

  1. 米国株の「AI代替ショック」: AIが金融実務を代替する懸念から米J.P.モルガン等が下落。この流れが日本市場の重荷に。
  2. 日銀・田村委員の「タカ派」発言: 「早期の利上げ」を示唆したことで、負債の多い企業への警戒感が強まりました。
  3. 高値圏での利益確定売り: 5万8,000円到達後の「過熱感」を背景に、絶好の売り場と捉えられました。

【上昇銘柄】逆行高のタフな株たち

  • キオクシア: 予想を裏切る爆益見通し。アナリストも驚愕の急騰。
  • アシックス (+8.5%): 過去最高益&増配。もはや「世界のアシックス」として独歩高。
  • トヨタなどの輸出株: 1ドル153円台の円安を背景に底堅い動き。

【下落銘柄】厳しい売りを浴びた株たち

  • ソフトバンクG: AI競争激化への懸念。1銘柄で日経平均を340円近く押し下げる。
  • 日本製鉄: 利上げ観測で、USスチール買収に伴う「借金(利払い)」負担が嫌気。
  • INPEX (-10%超): 原油需要見通し下方修正を受け、エネルギー株が総崩れ。
  • 楽天G: 7期連続赤字。1,000円の壁が遠のく厳しい結果に。

生成AIの進化で「SaaSは不要になるのでは?」という極端な観測から、
IT・ソリューション株に売りが集中。

  • 富士通<6702>
  • NEC<6701>
  • Sansan<4443>
  • マネーフォワード<3994>

など主要IT銘柄が揃って急落。

日本版HALO銘柄として注目されたセクター

(米国のHALO:防衛・インフラ・宇宙などの国家需要が強い領域)

日本株では以下の“国家需要系”が候補とされ注目度上昇:

  • 三菱重工業<7011>(防衛)
  • IHI<7013>(防衛)
  • 三井E&S<7003>(造船)

地政学リスクや国家予算の追い風で、今後もテーマになりやすい領域。

来週は週明けの米国市場が「プレジデント・デー」で休場。エネルギーを溜めた後の日本市場の自律反発に期待がかかります。

  • 2/16(月): 日本 10-12月期GDP速報値(景気の実温を確認)
  • 2/18(水): 特別国会召集・首相指名選挙(政治の安定性が焦点)
  • 2/20(金): 日本 CPI(日銀の利上げペースを占う最重要指標)

従来のIT成長株(SaaS)から、防衛や造船といった「HALO株」への資金シフトが本物かどうかが、来週の勝負の分かれ目になりそうです。

kabusa