Categories: 振り返り

【激震】日経平均5.6万円台へ急落!トランプ砲と「中東10日の猶予」で市場暗転

2026年2月20日、東京市場は「3連休前の嵐」に見舞われました。日経平均は5万6,000円台へと押し戻され、市場には緊張感が走っています。

🌩️ 【総括】5.6万円台へ急落。「トランプ砲」と「金融のカナリア」

【日経平均】56825.70円↓↓(-642.13円)

【グロース250】745.89↓↓(-14.74)

【NYダウ】49395.16ドル↓(-267.50ドル、19日)

【ナスダック】22682.729↓(-70.906、19日)

日経平均株価は56,825.70円(-642.13円)と大幅反落。プライム市場の約8割が下落する厳しい展開となりました。

  • 「あと10日でわかる」トランプ大統領の警告トランプ米大統領が19日、イランへの軍事攻撃について「今後10日間で見極める」と発言。この「タイムリミット」の設定が、3連休を控えた投資家のリスク回避姿勢を決定的なものにしました。
  • プライベート・クレジットの激震米投資ファンド「ブルー・アウル・キャピタル」が一部ファンドの解約を停止。市場では「リーマンショック前のパリバ・ショックの再来か?」との警戒が広がり、メガバンクや野村HDなどの金融株に売りが連鎖しました。

📈 【光】高市政策の「本気」と、戦火を睨む防衛株

地合いが悪化する中で、特定の「国策」と「有事」のテーマには巨額の資金が流れ込みました。

1. 高市首相の「指示書」でスマレジ (4431) が爆騰!

高市首相が第二次内閣の閣僚に宛てた指示書で、食料品消費税ゼロ(減税)を視野に「消費税率の変更に柔軟なレジシステムの普及」を明記。特にクラウド型POSレジのスマレジが名指しに近い形で注目され、一時15%超の急騰を演じました。

2. 「有事の買い」防衛セクターが逆行高

中東情勢の緊迫化と、高市政権の防衛力強化方針が合致。

  • IHI (7013): +5.18%。出来高を伴う強い上昇。
  • 川崎重工業 (7012): +3.7%。
  • 日本アビオニクス (6946): 上場来高値を更新。

📉 【影】承認が「死神」に?住友ファーマの悲劇

一方で、好材料を信じた投資家にとって「残酷な結末」となったのがバイオ・ハイテク関連です。

  • 住友ファーマ (4506) & クオリプス (4894)パーキンソン病治療の再生医療製品が厚労省で承認されるという「悲願」を達成。しかし、市場の反応は冷徹な「セルザファクト(材料出尽くし)」。住友ファーマは15.6%安、クオリプスは24%超の暴落となりました。まさに「期待で買って、事実で投げられた」形です。
  • 半導体・主力株の調整アドバンテスト (6857) がランサムウェア被害の懸念で続落したほか、ソフトバンクグループや東エレクも指数下落の重石となりました。

🔮 【来週の予言】運命の2月25日「エヌビディア決算」

市場の目線は、すでに2月25日(水)に控える「AIの絶対王者」エヌビディア (NVDA) の決算に向いています。

「期待のハードルは、かつてないほど高い。」

調整後EPSは前年比71%増の1.52ドルがコンセンサス。新製品「ルービン」の受注状況や、ジェンセン・ファンCEOの「AI投資はまだ初期段階」という一言が出るかどうかに、日本株の5.7万円回復の命運がかかっています。


💡 投資家の皆様へ

来週月曜日は「天皇誕生日」で休場です。3連休の間、トランプ大統領のSNSや中東からの速報には目を光らせておく必要がありそうです。「高市トレード」の真髄は、こうした乱高下の中でこそ試されるのかもしれません。

kabusa