週明けの東京市場は、期待先行の「寄り天(寄り付きが天井)」から一転、心理的節目である5万7,000円を割り込む苦しい展開となりました。好業績銘柄への熱視線と、マクロ指標の弱さが交錯した一日の要点をまとめます。
📊 本日の市場スナップショット
| 指数・指標 | 終値 | 前週末比 | ポイント |
| 日経平均株価 | 56,806.41円 | 📉 -135.56円 | 3日続落。5.7万円維持できず |
| TOPIX | 3,787.38 | 📉 -31.47 | 大型株を中心に軟調 |
| グロース250 | 742.20 | ─ | 個別物色は活発 |
| 売買代金(プライム) | 7.0兆円 | 🔥 超活発 | 依然として高い流動性 |
📉 視点1:GDP「年率0.2%」の衝撃と円高懸念
期待されていた10-12月期GDP速報値は、プラス成長こそ確保したものの市場予想を大幅に下回る着地。
- 輸出の弱さが露呈し、トヨタなどの自動車株に冷や水。
- 「景気が弱いなら利上げは遠のく?」との観測から、三菱UFJやみずほといった銀行株も利益確定売りに押されました。
🚀 視点2:明暗を分けた「決算リアクション」
業績が良くても売られる、非常にシビアな選別眼が試されています。
- 【勝】三井金属 (5706) / +13%急騰
- データセンター爆需を追い風に純利益見通しを上方修正。**「最高益」**の響きに投資家が飛びつきました。
- 【敗】ブリヂストン (5108) / -6.50%急落
- 増益・増配という「普通なら買い」の材料を出すも、市場の高い期待値に届かず。投資家の「もっと上を」という強欲さが裏目に出た形です。
- 【注】松屋フーズHD (9887)
- 140万株の公募増資を発表。「牛めしは好きだが、株の希薄化は勘弁」という売り圧力が明日予想されます。
視点3:反撃の鍵は「第2次高市内閣」の安定感
明日以降の期待材料は、何といっても**「政治の安定」です。 18日の特別国会召集、そして第2次高市内閣**の発足により、海外投資家が嫌う「政治不透明感」が払拭されるかが焦点。日本の防衛・経済安保政策が改めて評価されれば、日本株独自の買い戻しが入るシナリオも十分にあります。
📅 明日のチェックリスト:ここだけは見ろ!
- 国内材料:
- MSOL (7033): 3期連続最高益&増配。明日、素直に買われるか注目。
- メタプラネット (3350): 2期連続最高益更新予想。投機的な動きにも警戒。
- マクロ: 5年物国債入札。金利の動きが銀行株の再浮上を左右します。
