「3月11日 日経平均5万5000円奪還!『半値戻しは全戻し』確定か?明日買われるAI株と週末SQの罠」

📈 2026年3月11日(水)マーケット概況

本日の主要指数の結果です。日経平均は一時1,400円高まで急騰し、節目の5万5,000円台を回復しました。

指数終値前日比
日経平均株価55,025.37円+776.98円
グロース250780.04+7.51
NYダウ (10日)47,706.51ドル-34.29ドル
ナスダック (10日)22,697.104+1.158

💡 相場の3つのポイント

  • 「半値戻し」達成でマインド回復: 日経平均は下落トレンドで抵抗となっていた5日移動平均線を突破し、上向きに転換。「半値戻しは全戻し」の格言通り、強気な期待が高まっています。グロース250も昨年来高値を更新しました。
  • 原油安による安心感: ホルムズ海峡の封鎖懸念がある中、一部船舶の通過報道で原油価格が低下。これが相場全体の押し上げ要因となりました。
  • 引けにかけての「電池切れ」と警戒感: 後場後半は買いが続かず失速。日経平均VI(ボラティリティ・インデックス)も40超の高水準で推移しており、完全な警戒解除には至っていません。

🚀 本日のセクター&注目銘柄の動き

資金の流れがはっきりと分かれた1日でした。安全資産的な「内需株」から、リスクオンの「外向きの株」へ資金が移動しています。

【ハイテク・AI・半導体】大口資金が流入

  • ソフトバンクG (9984): 米オラクルの好決算とAIインフラ投資意欲を確認し大きく上昇。オラクルとの共同プロジェクト(スターゲート計画)や明日のPayPay上場への思惑から、底打ち反転の兆しを見せています。
  • 半導体主力: アドバンテスト (6857) や東京エレクトロン (8035) などに巨額の資金が流入しました。

【ゲーム】強烈なリバウンド

  • 任天堂 (7974): 新作ソフトの発表が好感され、売られすぎ水準から約10%の急騰。株価1万円台を回復しました。

【ロボット・機械】国策テーマに資金

  • 安川電機・大福・サイバーダインなど: 政府がAI・ロボット市場に20兆円規模の支援策を打ち出したことを受け、関連銘柄が広く買われました。

【海運】地政学リスクがプレミアムに

  • 日本郵船・川崎汽船: ホルムズ海峡の緊張継続を背景に、年初来高値を更新する強い動きを見せました。

【金融】引けにかけて暗雲

  • 三菱UFJ FGなど: JPモルガンによるローン格下げ報道や、債券買い(金利低下)の影響を受け、銀行・保険株は下落しました。

【その他注目株】

  • ジャパンディスプレイ (JDI): 米国での工場運営打診報道で連日のストップ高。寄り付き直後から102円→108円→91円と乱高下し、激しい攻防となりました。

📅 明日(3月12日)の注目材料とスケジュール

引け後に出たポジティブ・ネガティブなニュースと、明日の相場を動かすイベントです。

📊 個別銘柄ニュース(引け後発表)

  • 【好材料】京都フィナンシャルG (5844): 今期経常利益を2.1倍に上方修正。配当を100円増額し年間180円へ。最大150億円の自社株買いも発表。
  • 【好材料】ニデック (6594): 物言う株主(オアシス・マネジメント)が6.74%の株式を保有したことが判明。
  • 【好材料】リクルートHD (6098): 発行済み株式数の5.84%にあたる大規模な自社株消却を実施。
  • 【悪材料】ANYCOLOR (5032): 今期経常利益を下方修正(198億〜203億円)。

🗓️ 明日のスケジュールと警戒ポイント

  1. メジャーSQの攻防: 今週末に控える3月限メジャーSQに向け、海外ヘッジファンド等の先物買いが入っています。「SQまでは上」との声もある一方、達成感による反動には注意が必要です。
  2. 地政学リスクのヘッドライン: トランプ大統領の早期終結見通しに対し、イラン側は機雷敷設を予告するなど主張が対立。先物価格の急変リスクは残っています。
  3. イベント:
    • 国内:1〜3月期法人企業景気予測調査、決算発表(タイミー、GENDA)
    • 海外:中国・全人代閉幕、米国・住宅着工件数 / 貿易収支
2026年3月11日 | カテゴリー : 振り返り | 投稿者 : kabusa