■ 日経平均・TOPIX
- 日経平均:667円安の5万265円
- TOPIX:30ポイント安の3,561
- 売買代金は 8兆円超(非常に活況)
- 前場に900円超上昇 → 後場に半導体株売りで 安値引け
2026年2月2日の東京株式市場は、まさに「天国から地獄」を地で行くような激動の一日となりました。前場に5万4,000円の大台を突破し、過去最高値に迫る勢いを見せながら、一転して安値引けとなる「いってこい」以上の厳しい展開
今回の下落の主犯は、指数寄与度の高い半導体・ハイテク株です。
- 半導体3銘柄の直撃: アドバンテスト、東エレク、SBGの3銘柄だけで日経平均を約616円押し下げました。これは下落幅の約9割に相当します。
- レーザーテック(6920): 1月30日の決算で通期利益を上方修正したものの、受注見通し(1,700〜2,200億円)が市場の期待に届かず、成長鈍化が懸念され大幅安となりました。
- キオクシア(285A): AI向け需要の先行きに対する慎重な見方や、大株主(ベインキャピタル関連)による大規模な売却報道が重なり、14%の暴落を喫しました。
- コモディティETFの暴落: 貴金属(金・銀)価格の急激な調整を受け、強制ロスカットを伴う連鎖的な売りが発生した模様です。
上昇(内需・ディフェンシブ)
- 空運(JAL・ANA)
- 小売
- 医薬品
下落(外部環境に敏感な業種)
- 証券
- 銀行
- 半導体関連
今後の期待ポイント
京セラ(6971):最終利益を26%上方修正(Q3利益は前年5.3倍)
ティラド(7236):利益24%上方修正、過去最高益へ、配当利回り3.64%
TDK(6762):最終利益6%上方修正、2円増配
みずほFG(8411):Q3累計11%増益
JR東海(9022):経常利益5%上方修正、最高益更新へ
JR東日本(9020):Q3累計2%減益
本日の相場は、指数は高いものの「中身が伴わない」非常に神経質な展開でした。特に半導体セクターは「好決算でも将来の見通しが少しでも期待を下回れば売られる」という、ハードルの高いフェーズに入っています。今後は、2月8日の衆院選に向けた政治情勢と、好決算を発表した内需・バリュー株への資金シフトが続くかどうかが焦点となりそうです。